どこへ何の書類を提出するの?
税務署、都道府県税事務所、市役所へ提出します。
会社の所在地とは、通常、会社設立の登記の際に、本店の所在地として登記された場所を指します。
提出の際には、各税務申告書を2部作成し、税務署や都税事務所で収受印を押してもらった上で、1部を会社控えとして保管をしましょう。
<税務署へ提出する書類>
法人税申告書
消費税申告書
所得税申告書(個人の場合)
<都道府県税事務所、市役所へ提出する書類>
法人都道府県民税・事業税の申告書、法人市区町村民税申告書
提出方法は、次の通りです。
1.持ち込みによる提出
→ 窓口での提出となります。申告書には、書類を受け取った日付を証する、収受印が押されます。
2.郵送で提出
→ 郵便又は信書便で送付可能です。郵便又は信書便であれば、発送した日が提出日として取り扱われます。(発信主義)
- 申告期限 3/31
- 発送日 3/31
- 税務署へ申告書が到達した日 4/2
上記のような場合でも、3/31に発送していれば、期限内の申告書の提出として扱われます。
宅急便やメール便で送ることも事実上可能ですが、その場合は、書類が税務署や都税事務所に到着した日付が提出日として取り扱われます。(到着主義)
従って、上記の場合ですと、4/2が提出日となるため期限後申告となり、罰金等が掛かる場合があります。
申告期限ギリギリの時期に、郵送にて申告書を提出する場合、宅急便やメール便では期限に間に合わない場合がありますので注意が必要です。
郵送する際には、配達記録郵便や簡易書留などで郵送すれば、申告書の発送日(郵送日)の記録が残りますので、通常の普通郵便に比較して安心です。
なお、提出用の申告書と一緒に、申告書の控えを郵送した場合には、控えの申告書に収受印を押してもらい返送してもらうことが可能です。
その場合は、返信用封筒を忘れずに同封しましょう。(要切手)
3.電子申告により提出(etaxとeltax)
→ インターネットよる提出です。
決算駆け込みセンターでは、電子申告を採用しています。
提出と同時に受付通知が届きますので、郵送の場合と比較して、その場で提出できたかどうかの確認が可能ですので、一番スピーディーに処理できる方法です。