決算って何?
会社には、通常年1回、期末日が定められています。
個人事業の場合は、毎年12月31日が決算日です。
- 1年間の売上や経費を集計し、利益や損失を計算します。
- 期末時点での預金残高や借入金の残高など、財政状態も把握します。
上記の内容を、数値で表したものが決算書です。
決算書は事業活動している限り、必ず作成しなければならず、利益の有無は関係ありません。
また、決算書の数値を基に税務申告書を作成・提出し、税金を納めなければなりません。
決算の流れは次の通りです。
(1) 日々の取引を決算日で区切り、売上等を集計します。
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(2) 決算書の作成
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(3) 税務申告書の作成
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(4) 決算書及び税務申告書の提出
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(5) 納税
上記の(1) ~(5) を、決算日の翌日から2ヶ月以内に、完了をさせる必要があります。
なお、(4)の提出は申告期限の延長手続を行えば1ヶ月延長することが可能です。